こんな時だからこそ推しを語ってキャッキャしよう
題名が全てです。
この情勢の中、次々と新しい手を出さないと生き残れない、何かをしないと、何か人の役に立つことをしないと!!!しんどいけど、今やらないでいつやるの!!!!!
と、思いつめるのはとても危険で。
東日本大震災の時、学生で宮城住みだった私は公民館的施設に行ってマッサージをしたり、子供と遊んだり、友人に支援物資を届けたりと闇雲に行動をしましたが、結局は自分を守るだけで精一杯で。
むしろ自分すら守れなくて親に頼ったりしたわけで。
もちろんやれる事をやるのは必要だけど、そんなに思い詰めても良い事は無いと思いました。
非常事態、自分のメンタルと生活をそれぞれ守ろう。友人や家族の幸せ、職場の幸せはその延長戦上にあります。
なので、推しを語ってキャッキャして、自分のメンタルの安定を図りま〜〜す!!
いえ〜〜〜〜い!
私の一番の推しアーティスト「クラムボン」さん!
20年以上の歴史のある、超大御所スリーピースバンドです。
ボーカルの原田郁子さん
ベース&ギターのミトさん
ドラムの伊藤大助さん
音楽学校で出会ったこの3人が、創り出す音楽が私は大好きです。
ヒストリーとか、音楽上の分類とかは全然詳しくないので、ここでは語りません。語れません。もっと詳しい人に聞いてください。むしろ詳しい人、私に教えてください。
では、ごちゃごちゃと思いの丈を垂れ流します。
クラムボンを知らない方には超不親切設計です。
①出会い
②好きポイント
③ぶっちゃけ微妙ポイント
④妄想
以上、4つにポイントに絞って語ります。
①出会い
私には音楽好きの姉がいて、専門学校に入ったときソニーのミュージックプレイヤー(懐かしい)の中に家にあるCDや音源を片っ端から入れてくれました。
(当時はaiko、HY、木村カエラ、RADWIMPS大好き人間だったので、姉が入れてくれた cymbalsやnangiや中田ヤスタカの音楽は未知との遭遇だった)
その中に入っていたのが、クラムボンのアルバム「imagination」
今思えばクラムボンの中でもなかなかマニアックなアルバムですよね…。
意味はない、タイムロスを何回も繰り返し聞いて、不思議な気持ちに陥っていました。
残念なことに当時18歳の私にはそこまで刺さらず。シャッフルで流れてくれば聞く程度でした。
時は流れて社会人3年目。
髄膜炎とインフルエンザを併発し1週間入院した時にyoutubeを垂れ流しにしていた時にたまたま耳に入った「便箋歌」
よみうりランドでの野外ライブ
もうこれは見た方が早い。youtubeでクラムボン 便箋歌で調べて!!!
前の曲で、ミトさんの音が出ないトラブルがあり。
途中まで普通に歌っている。
郁子さん「さて」
ミトさん「はい」
郁子「あなたは相変わらず(笑)ダメダメな人ね」
ミト「いやあのケーブルが悪かったの!ボクが悪いんじゃないよ。でも言い訳だよね!ごめんね!」
〜場内爆笑〜
郁子&ミト「ハラハラさせられっぱなしで」
郁子「困ったもんですけど…最高!!」
さーーーいーーーーこーーーーー!!!!!
なんだこのしあわせな空間!!!!
しあわせなやり取り!この場に居たかった〜〜!!!!
歌詞に絡めて、こんなフォロー出来るなんてすごい。私もシャボン玉飛ばしたい〜〜!!!
この瞬間どハマりし、翌年のモメントツアーでライブデビュー。年々好きになっていきます。
なので好き歴は5年?ライブは5回だけ。野外ライブには行ったことがない…行きたい…。
②好きポイント
クラムボンは、まずライブがめちゃくちゃ良い。トークはゆるいけど、音楽にはとても真摯に向き合っている。それがもう、伝わりまくる。
クラムボンのライブに行った人の感想読むと、「多幸感」という言葉使う人が多い。
まさにその通り〜〜!ほんと多幸感味わえるんですよね!分かる〜〜!キャッキャッ!
あとは、緩急がすごくて引き込まれる。
最初にKANADE Dance聞いた時は訳が分からなかった。歌いつ始まるの?って。
でもKANADEには歌詞なんかいらなくて、意味分かんない壮大な世界に引き込まれる。脳みそジャブジャブ洗われる感じ。
全部聞いたあとめっちゃ疲れる。それが良い。
バイタルサインも緊張感すごい。
「不安と不安のその隙間に何より代え難い愛おしい暮ら↑し↑!!!!」
↑この前の、急にペース落とすところも痺れる。
最後のピアノからの、「きざむバイタルサイン」の「ざ」の瞬間の大助さんのドラム入り方もすごい。息止まる。
波よせて、シカゴの安定感も好き。
シカゴのイントロ聞くとなんであんなにワクワクするんだろう?
台風の日にはfolklore、霧の日にはタイムロス、綺麗な空を見たらタイムラインが思い浮かぶ。
そのくらい、日常との親和性も高い。
あとは、単純に伊藤大助さんのキャラが好き。癒される。ドラムめっちゃうまい。まあ正直大助さん以外のドラムを真剣に聞いたこと無いから上手い下手分からないけど、絶対上手い(盲目)だってめっちゃ引き込まれるもん。
金マイクで喋るのも可愛い。髪の毛かっこいい。二重の幅が素敵。鬼ドラムパートになると口ぎゅーっとへの字にするのも素敵。MCでミトさんが盛り上がってるとスティックで遊びだすのも良き。(盲目)(2回目)(自重はしない)
ミトさんボイスも好き。
波よせては最高ですね。ささやくような歌い方。ミトさんが静かに入る曲はもれなく名曲。nain nainも良い。don't you knowも。
郁子さんの声ときっと合うんだなあ。
③ぶっちゃけ微妙ポイント
すぐ上で↑ミトさんボイス好きって言ったんですが、ここ一年ほどどうしても違和感を感じていることがありまして…
「Lush Life!」レモンの炭酸水みたいに爽やかで軽くてフレッシュでバンド的にもイチオシの曲。デビュー20年越えでこんな曲が作れるなんて本当にモンスターバンドだと思います。1分55秒からの流れもやっぱりクラムボンだよねえ好き!
けど、、、なんでミトさん歌っちゃう??
ごめん本当に今回はちょっと大丈夫かな。
ミトさん低音が好きなの!よりによってlush Life♪の所歌うの…ライブで聞くと違和感が…
ちょっとこれは炎上しかねないのでごめんなさい。
④妄想
さて、好き勝手喋りましたが、さらに好き勝手喋ります。
前テレビで平井堅さんがライブでファンからリクエストされた曲をその場で歌うってやつをやっていまして。
もしこの制度がクラムボンで導入されたら私は何をリクエストするんだろう!?!?
と、妄想をしています。
どうせだから、あまりライブでやらなくてなかなか聞けない曲が良い…
そして絶対に音源じゃなくライブでこそ聞きたかったぞ!って曲が良い…
と、色々候補をあげていて、今の候補は
・don't you know
・nain nain
・ドギー&マギー
のいずれかかなあって感じ。
いやでもカルアミルクもいいしおだやかな暮らしもいいし恋わずらいもいい…カバーいいよねえ。タイムロスいいな。
パン蜜生き急ぎバージョンも聞いてみたい…
この妄想本当に楽しいから皆さんおススメです。いやもうみんなやってますよね??
はい。
3,000文字近く、好き勝手に推しのことを語れてすごくしあわせでした。
きっと私は明日の朝この投稿の気持ち悪さと真正面から向き合い、後悔するでしょう。
おわり。
トーキョーという街に来ました
1月、辞令がでまして。
東京の店舗に異動してねー。店長ねー。
ひえええええ。です。
いえ、実際は店長になる準備はしてきていたし、そろそろ来るとは予想していたのでそこまでひえええではなかったです。
しかしトーキョーとは思っていませんでした。
まず、トーキョーが23区もあるのがおかしい。
区ってなに?って感じです。
市町村のくくりじゃ足りないの?
まあ許して、区って多くても10くらいじゃない?23も区あるのおかしくない?
東京23区って言葉だけが先走りしており、概念は知っていましたが本当に区が23個あることを改めて考えたら恐怖しかありませんでした。
しかも区だけじゃなくて市もあるよね?そこらへん全部理解してる都民どんだけいる??
私のトーキョーへの知識、少女漫画のりぼんで連載されてたギャルズ!の蘭ちゃんとマミリンしかないぞ???タツキチのおかげで町田が田舎よりなのはなんとなく知ってるぞ??
あ、エレカシの宮本さんが赤羽なのも知ってる。あとファンモンは八王子。
まあそんなわけで田舎コンプレックスは置いておき、辞令に逆らえるわけなく引っ越ししたわけですが、実際お店に入って1ヶ月。
従業員は全国変わらない、けどお客様の求めるものが全然違う!ということに気づきました。
名古屋では、お客様から見て、「あ、あの人が店長なんだな」と分かるかどうかが重視されていました。
よくパートさんが今の店長は店長っぽくない、お客様も絶対にあの人が店長だと気づかない!と愚痴っているのを聞いてました。
そして私自身、名古屋のお客様には、あなたは社員かな?と質問されていました。(ドヤ)
転勤をお客様に伝えたとき、「上の人はよくみてるね。あなたは絶対店長になれると思っていたよ」と言って頂いたことは私の誇りです。
ただ、、、今のわたしまじ空気〜〜〜〜〜!
トーキョーの人からしたら、誰が店長で誰がバイトだとかは関係なく滞りなく業務を行ってくれたら問題ないんですね。
まあそりゃそうだ。
案内を円滑に行い、商品は一定のクオリティを保ち、遅延なく、トラブルなく過ごせたら100点だわ。
全体のバランス調整や教育、ポジション組み立てには責任者の手腕が問われますが…
お客様にとってはまじ空気。
名古屋での店長のイメージが、先頭切って走る武将。
トーキョーでの店長は、武将の後ろで色々企んでいる参謀のイメージになりました。
まあ一ヶ月だけしか居ないので本質には気づいてない可能性がかなり高いですが…
参謀として、楽しさを見出しながらより良いお店の運営を頑張っていこうとおもいます。
現場からは以上です。
喫茶店シリーズ〜持ち込み編
今回はちょっと短め。
外食したとき、食べ物持ち込んだことありますか?ちょっとしたチョコとか、飴とか、お土産を渡すつもりでその場で食べちゃった〜とかも(本当は良くないけど)まあある話だと思います。離乳食も、個人的には全然ありです!(たまに申し訳なさそうに温めてとお願いされますが、超オッケーです!レンチンでよければ!ミルク用のお湯も!)
ただ、常連様の持ち込みは想像の斜め上を向いていて面白いです。
とある常連様が帰った後、見慣れないスティックシュガーの袋が、、、ん?パルス◯ィートだ!!!
美味しさそのまま、低カロリー甘味料で有名なパル◯ウィートさんだ!!!
毎日来店されるからこそ、ここで低カロリーに抑え健康を維持しているんですね…なるほど…。マイパ◯スウィートを持ち歩いていることに驚きとなるほどでした。
もうひとつ、店内ラウンドしている時に常連様のお皿の上に、白い四角い物体発見。はい。ベビーチーズ。銀紙ペリペリむくやつ!
たしかに、合うよね。コーヒーとパンと卵とサラダとチーズ。バランスの取れた良い朝ごはん。ごめんねぇーうちでチーズ取り扱って無くて…となりました。
常連様だからこその、工夫やアイディアにはなるほどの連続です。
(世の中の商品開発部さん…現場のお客様の声って面白いですよ…ヒントがたくさん眠ってますよ…)
喫茶店シリーズ〜年末年始
遅れましたが2020年、明けましておめでとうございます。
今年もおむすびブログをよろしくお願い致します(*⁰▿⁰*)
皆さんは年末年始どのように過ごしましたか?
私はサービス業従事者として真っ当な年末年始を過ごしていました。
今回は喫茶店の年末年始について書きます◎
さて、皆さんご存知の通り、飲食業界に年末年始はありません。
むしろ年に一度の書き入れ時。
一般的に喫茶店が一年で最も売上が高いのが8月、そこから冬に向け緩やかに売上が下がり、年末年始でドカーンと稼ぎ、2月は冬眠と言われています。
(なので、年末年始で稼がないと下期の予算達成の危機です…。)
私の働いてるお店も時短営業はありますが、年中無休で営業しています。
と言っても、年始早々お客さんとか来ないでしょ?みんな家でテレビ観てるでしょ。まあ混んでも土曜日くらいの売上じゃない?
と、油断していた私の心は入社一年目でぶち壊されることになります。
年末年始は、いつもの営業とちょっと雰囲気が変わります。
ここはファミリーレストランか!?
と思うほどグループ客数が増えます。
いつも2人で来店される老夫婦が子供孫を連れて来店してくれるので、7.8名様の団体へと変貌するのです。
案内係「次のお待ち6名様5名様10名様でーす!」
スタッフ「申し訳ございませんお待ちくださーい!」
とゆう会話が常に行き交います。
そしていつもはコーヒーとパンだけのオーダーが、サンドイッチやデザートが付いて伝票が長くなる。
ドーンと来てガーッと食べて帰っていく…×100。
力士の大群が押し寄せてくるような恐怖がある。
予測外して発注トチると土下座レベルの悲しい気持ちにもなる。
だけど、不思議と年末年始の営業が嫌いじゃないんです。
31日に良いお年を、とご挨拶した方に1日に明けましておめでとうと挨拶できたり、
普段2人で来店される老夫婦が子供や孫と一緒で嬉しそうな顔を見られたり。
団体の席確保のために心理戦のようなご案内をやったり。
修羅場を抜けた達成感や、スタッフとの謎の連帯感が味わえたり。
少しずつ通常モードに切り替わっていく人々を眺めつつ、自分を通常モードに戻していく過程も好きです。
是非、年末年始にテンパっている店員を眺めに喫茶店へいらしてください。
いつもよりテンション高めの接客でもてなして貰えるはずです。
言えなかった言葉がある。
言えなかった言葉がある。
ツイッターに書いては消して、書いては消して。
消すのが勿体無くて下書きに保存して。
誰かにラインを送ろうとし躊躇い。
今日はその言えなくて、ツイッターの下書きに溜まってしまった言葉達を成仏させてあげたいと思う。年末だしね!!!
①道明寺司と花沢類どっちが好きかみたいなテンションで、サンボマスターの悲しみで花が咲くものか!と大森靖子のかなしみを金にして怒りで花を咲かせてのフレーズに対する感想を言い合いたい。甲乙つけるんじゃなくどちらの良さも分かった上での好みを語り合いたい
↑サンボマスターの「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」と、大森靖子の「死神」の歌詞がリンクしているなーと思っていて。
マイナスの感情を昇華させプラスにする、その原動力は愛だとゆうことを伝える歌だと私は捉えているんだけど。
サンボマスターは君と僕のストーリー。1人から2人になる恐怖や、周りからの雑音もあるけど、愛がある!2人だから大丈夫!勇気出して!愛と平和!!!!
大森靖子は一方通行。愛したけど、結局報われていない。そんなボロボロの自分を一部分でも肯定してあげて、どんな感情でもパワーにしてやるチクショー!とゆう自立した強さを感じる。劣等感や、闇のようなものを抱えてそれでも生きてる人たちへの応援歌だと私は思っている。だから愛は自分に向いてるのかな?
あくまでも私の考えなので、別の解釈や考えや背景を聞いて見識を広めたい。
ちなみに私は花沢類派の大森靖子派。
②雪山で、中国系の宗教団体の教祖に捕まって、忠誠を誓うために髪の毛を切られる夢をみた。「忠誠の証として散髪するが良いか?」「厭いません」キリッとドヤ顔で答えた私。こええええ。ヒロインかよ。ちょっとは抵抗しようよぅ。
↑すっっっごい怖かった夢。
でも、厭わないとゆう単語を出すあたり椎名林檎の影響を感じる。
③蝉の声を聴くたびに目に浮かぶのは九十九里浜ではなく小学生殺しの消防署の坂
↑ただの地元あるある。
④祖父が亡くなった。連絡を受けて、真っ先に思ったのが「どうしよう行かなくても良いかな?仕事あるし外孫だし」とんだ薄情者。なりたくない人間に、私は今なっている。
↑冬と夏に立て続けに祖父が亡くなった。
確か仕事の休憩中に訃報を受けて、こんな考えに至った。ゾッとした。わたしの大切なものはなんだ???
サービス業に従事していること、名古屋と東北の距離について悩んだ。
けど、そのゾッとした気持ちをなぁなぁにしている現状。あぶない。
⑤消えてしまうのが勿体ないから想いを何かに残したくて、文字を書いたり落書きをしたり。でも納得出来るものが残せない。
↑ブログを始める前の悩み。書いては消して、書いては消して。
勿体ない気持ちを文にしたものが喫茶店シリーズになります。書き始めるまで3年もかかってしまったよ。
⑥江ノ島で、姉が主催する台湾音楽フェスに私は飲食屋台のスタッフ、資格責任者として出て、楽しむ主催者とファンを眺めながら天気も景色も良くて、本当に素晴らしい一日だったなーと振り替える、その一日が今の私の夢。
↑屋台の資格責任者ってなんぞ???
他人の夢に便乗する夢って楽しいよねってはなし。
⑦出来立ての味ご飯食べた瞬間、展覧会の絵のイントロが頭の中で流れて驚いた。なんの思い出も関連性もない。展覧会の絵。テレテテテン、テレテレレレテレレテテン
↑これ絶対失笑されてダダ滑りして悲しい思いするやつ。
個人的にはとても衝撃的で、まず頭の中で音楽流れることが無いし展覧会の絵とか味ご飯関係ないし、謎が多い。
誰かに言いたかったけど言うタイミングも難しいし聞いた方もどう反応すればよいか分からない案件。
だけどどうしてもアウトプットしたかった案件。
わたしはこうゆうしょうもない話が好きで。誰かのしょうもない話も好きで。
なのでブログを始めて内に込めていたものを吐き出すことが出来てとても幸せです。
以上、しょうもない話にお付き合い頂きありがとうございました。
喫茶店シリーズ〜コーヒーチケット
コーヒーチケットとゆう単語を聞いたことありますか??
いわゆる回数券であり、大抵1冊購入でコーヒー1杯分くらいお得に。ただしそのお店でしか使えないよ、とゆうシロモノである。
(大手チェーンさんでは、FC加盟店を多数展開しており、その加盟店間(30店舗程)でならどこでも使えるとゆう夢のようなチケットも存在するらしい。囲い込み作戦大成功やんけ…)
常連様の中でも、コーヒーチケットを使う派と使わない派に分かれている。
チケット使う派の方々は年配の方や、夫婦で見える方が多い。あとはしっかりしたママさん方。年配の方が多いお店は年金支給日付近にチケットが大量に売れる傾向にある。とても分かりやすい。日本政府さん…年金さん…ありがとう…。
使わない派は、宵越しの金は持たねえ!的なお父さんが多い。
一度勧めるも、チケット持ち歩くのが面倒くさい、チケット持っているのがなんかいやだ、明日死んだらどうするんだ、と極論を持ち出し徹底的に拒否されてしまった。おそらくコーヒーチケットなんざ女子供が持つもんだ!てやんでいちくしょう!時な感覚なんだろう。粋である。
売上的にはチケット使わないほうが有り難いので、粋なお父さん方には末永く良いお付き合いをさせて頂きたいと思っている。
そんなこんなで、結構どこにでもあるコーヒーチケットですが、ここでもクセがでちゃうのが名古屋人。
・おば様の最終奥義、コーヒーチケット。
お会計の際、おば様が2人以上揃うと必ずレジ前で繰り広げられる光景がある。
おば1「私が払うわよー!」
おば2「いいえここは私に払わせて!!」
店員 ニコニコ(どっちでもいいから早くしてくれ…)
ここに、チケットがあるとどうなるだろう。
おば1「私!コーヒーチケット持ってるから!それで払っちゃうわ!!!」
チケットちぎりッッレジにバシーン!!
おば2「エッそうゆうわけにいかな…」
店員 すかさず回収ッ!「ドモッアリガトウゴザイマシター!!」(スピード解決よっしゃ〜!)
レジ終了後入り口前でモチャモチャしていようが、支払ったもの勝ちである。覆水盆に返らず。
レジでモチャモチャしたくないマダム達、颯爽とスマートにご馳走したい皆様、コーヒーチケットはおススメです(対象商品に限りあることがネック)
・それいつの!?印字カッスカスのチケット。
長く営業をしているお店だと、チケットのデザインが時おり変更になることがある。私のお店でも3.4回デザイン変更しており、赤青緑黄色と色々なチケットが流通している。チケットを工場で印刷し、それぞれの店舗で店名のハンコを押して使用するシステムである。
この前レジで見たことのない色のチケットを出したお客様がいた。店名のハンコが色あせてギリッギリで判別出来るくらい。
あとで聞いたら5年以上前のデザインだったらしく…よく、そこまで捨てずに保管してくれていた。年月を経て、チケットが戻ってきて、なんとも嬉しいものである。またまだ持っててね、お店潰さないように頑張りますので…
・購入方法について物申したい。
名古屋にきて、カルチャーショックを受けたことがある。
ピーンポーン
私「はい、お伺いします!」席までいく
客「チケット1冊ちょうだい、領収書もね」
え???
喫茶店のお金のやりとりって、レジでするもんじゃないの??
帰りにレジ通るでしょ??え???
それ以外にも、オーダー提供のタイミングでチケット購入される方、一緒にお会計もしちゃう方、多すぎる!!!
オーダー持っていった時に、チケットでお支払いする気持ちは分かる。それは譲ります。
けど、ピーンポーン!チケットくださいってなに!!!めんど!!(憤怒)
そしてそうゆう時に限って忙しい!
狙ってるんじゃないかって程タイミングが悪い!
いや、分かりますよ。小さい子供がいてレジでグズグズしたくないとか、車椅子の方と来ているから席会計したいとか。それなら分かるし超協力する。
でもそうじゃない!ピンポンする人大抵ピンピンしてるオジさん!!声の大きい個人事業主のせっかちなオジさん!!(偏見)
オジさんよう…いいんだ、そんなオジさんに支えられてこのお店が存続しているのも分かっているんだ…だけど、一度でいいから周りを見てから私を呼んでくれ…そしたら心からの笑顔で接客することが出来るから…
以上、ご静聴ありがとうございました。
喫茶店シリーズ〜スーパー店員編
名古屋はお客様のクセが強いが、それに対応する店員のレベルもクセの強さに比例するようにとんでもないことになっている。
それぞれの店にスーパー店員が複数生息しており、活躍している。
私が出会ったスーパー店員さんについてお話しします。
ケース1)来店してないのにオーダー通す
ちょっと何言ってるのか分かんないと思う。
お客様が、来てないのにオーダーを通してしまう。いや、ダメでしょ。作り損じゃん。え??
スタッフ「いや、あの青い車は〇〇さんだからオーダー作っておいて〜〜」
1分後…〇〇さん来店、予告通りの席に座り予告通りのオーダーを注文する。
注文された瞬間商品を運ぶ。提供時間10秒。
吉〇家より早いな!?!?
オーダー、席まではまだ理解出来る。車まで把握しているスタッフに脱帽です。
ケース2)お連れ様の完全把握
名古屋では店でお待ち合わせするお客様も多い。
カランカラン〜
私「いらっしゃいませ!何名さ」
ス「おはようございます〜!手前の席にみえてますよ!」
私(悔しい…次でリベンジだ…あっお客様来た!確かいつも2人で来てる!ドヤッ)「いらっしゃいませ!2名さ」
ス「おはようございます!まだお連れ様みえてないのでこちらの席どうぞ!」
私「…( ;∀;)」
完敗。
ケース3)お席の好み完全把握
常連様には、それぞれ好みのお席がある。
席の広さ、隣の席との距離、照明の明るさ、新聞の取りやすさ、トイレの位置、窓から見える景色、人によって何が第一優先になるかは全然違うのだ。
また、初見殺しが発動することもある。
なるべくソファー席が良いけどカウンター席の端っこだったら許す人、1人だと喫煙だけどお連れ様と来ると禁煙の人、常連様同士で仲良い、悪いがあり共演NG(近くは嫌)のある人。
実にめんどくさ…いや、バラエティに富んでいて面白い。
私は初見殺しに何度もやられたクチである。
私(あ、杖のおじいちゃん来た!大変そうだから近い席に案内しよう!)「いらっしゃいませ!こちらの席どうぞ^_^」
爺「€%×$#4〆|???」座ろうとしない。無視してどこかに進み出す。
私(えっどうしよう!?)
ス「あら〇〇さん、向こうの席空いてますよ〜〜どうぞ!」
入り口から遠い席はトイレから遠いため、トイレに近い席をご所望だったようだ。新参者がナマ言いました…すまんです…。杖=入り口近い席とゆう概念、ダメね。
なるべくお好みの席に座ってもらえるよう、水面下で血を血で洗う争いが繰り広げられている。
例えば1組ウェイティングがある、席が空いた、案内しよう!とした瞬間もう1組来店、席の縛りが多くたった今空いた席が好きな方だ。その時他の席も空く!最初の方そこに案内出来れば最高!よし片付けて!!!とゆう判断を一瞬で下し、スタッフ同士でアイコンタクトを行い役割分担をする。
この時大事なのは、アイコンタクトだ。あまり大きな声でお客様に筒抜けになるのもカッコ悪いからである。
こうしてアイコンタクトを行なっていくうちに、スーパー店員が増えていくのである。
しかしこのスーパー店員さん、なんでこんなにお客様を覚えるよう努力しているのか。普通に大変じゃないのか。歴10年以上のスーパー店員さんに聞いたことがある。
ス「いや、今はお客様優しいほうだよ〜〜全然怒られないし!でも、黙って席についたら自然にいつものオーダーが出てくるのが当たり前。分からないなら先輩スタッフが教える。次来店されるまでに覚える。それが出来るからこの店の常連になって頂けるし、信頼して家族も友人も連れてきてもらえる。お客様に育ててもらっているの。お店ってそうゆうものだよ。」
恐れ入りました…。
名古屋ではこのような優しい世界があちこちで繰り広げられている。
もちろん、常連様だけをひいきにしていれば良いわけではない。常連様も、一見様も、大事なお客様である。決まりきったサービスではなく、その人に合わせた接客をしていきたいものです。
まーしかし、一見様が常連様になってきたときや、常連様に覚えてもらったときはとんでもなく嬉しいものである。
これからもスーパー店員さんを見て、色々学ばせていただきたいと思っています。