おむすびブログ

ひーまーつーぶーしー

タピレコの中の人について

皆さんこんにちは。タピレコ編集長のガチ妹、Mです。今回は編集長タピオカさんについて身内目線で語ってみようと思います。黒歴史バレあります!お楽しみに!

 

①好奇心モンスターである。

タピオカミルクレコードを開設している時点で好奇心が高めの人間である事は周知の事実だと思うが、幼少期からその特性は現れていた。

飲食店ではメインだけでなく必ずサイドメニューを注文したがる。絶対食べきれないのに周りからの反対を押し切って注文する。案の定食べきれない。それを私が飢えたハイエナのように食べ尽くすまでが当たり前の流れとなっていた。

家にある本は片っ端から読み、休みの日は外に遊びに行きたがり、高校では髪を染め、hideのポスターを壁に貼りバンギャメイクをし爪を黒くし、マイナーバンドのライブに繰り出していた。居酒屋ではカクテルを飲みたがった。

保守派の母とはソリが合わず反抗期には喧嘩を繰り返していた。

幼い私はワガママな姉だと思っていたが、今振り返るとただ好奇心が強い上での行動、言動だったように思う

 

②行動力モンスターである。

小学校のクラスで、必ず1人はお笑いキャラがいて何かやらかしていたと思うが、姉もその1人だった。そしてこのモンスターはただのお笑いキャラでは終わらず、「ギャグ帳」なるものを作り所持していた。なかなかインパクトのある人間だったので知名度も高く、2つ違いの私はよく上級生や教師から、妹と呼ばれ話しかけられており、誇らしいのか恥ずかしいのか不思議な気持ちだった。

ハマったらすぐ行動、とゆう信念があるのかバンギャ時代はヘドバンを練習し、料理漫画を読めば手の込んだおせちを作る。AKBのオタ活を行い一眼レフで写真を撮りドイツ語を習う。実家のリビングで家族が寝静まってからラジオ配信もしていたように思う。なかなか忙しい人間である。

 

③マウントモンスターである。

限定モノに弱く、みんなが知らない物を知っているアタシ☆に酔いやすい人間である。一時期論破ごっこにハマり、私を理詰めで追い込み「はい論破〜〜w」と言ったドヤ顔は中々のものだった。

2010年の手紙にもそれが現れている。お互い学生の姉と私、当時姉には秘密(他愛もない事)があった。

「この状況を友人にひけらかすものなんかダサいので、この事実を知っているのは妹と〇〇だけというのもなんか笑えます。それが、VELOCEにいる女たちと私の違いです」(原文そのまま)

VELOCE(カフェチェーン)でコイバナを大声でする女性はモテないんだよwwファーwwとゆう心の声がダダ漏れである。当時22歳位の姉である。

お気づきかと思うが、タピレコでは姉は相当良い子ぶっている。それをみて、私は最初の方はむず痒い気持ちになっていた。初めて余所行きの母を見たような気持ちだ。

しかし、リアル姉もタピオカさんも本質は変わらないとこに気づいた。表現手法が多いだけだった。

このマウント癖を上手く仕事や趣味に昇華しているのは見事な手腕である。

 

こんな風に、様々なモンスターを飼っている姉だか、高校3年の1番大事な時に大病を患った。クリーンルームに入れられ、面会は家族のみに限られ、髪は全部抜けた。

夜中に病室からかかってきた電話で、「家に帰りたい、もう嫌だ苦しい」と吐き出した姉の弱々しい声は10年以上経つ今でも忘れられない。

ただ、大晦日に「2chドラえもん実況やってるんだ〜〜w」とキャッキャしていたことも、坊主頭を真顔でコロコロシートでメンテナンス(?)していたシュールな光景も忘れられない。

もちろん、そこから今に至るまで身内だからこそ弱音を吐かなかった事もあると思うが、退院後更にレベルアップしてやりたい事やるぞモンスターになった姉をみて私は敵わないな、と思った。

 

さて、このままだとタピオカを褒める誰得なこそばゆい流れになってしまうので、このあたりで締めようと思う。

 

◎まとめ◎

妹からみたタピオカさんは、若干弱めな身体の中に多頭飼いしている強烈なモンスターを手懐け、そこからマグマを排出し続ける知的生命体である(身内の贔屓目あり)