おむすびブログ

ひーまーつーぶーしー

喫茶店シリーズ〜オーダーのクセが強い

名古屋にきて驚いたことの1つに、お客様が頼まれるオーダーのクセが強いことがある。

それぞれの「いつもの」オーダーが決まっており、自己流にアレンジして楽しんでいる。

 

 

「ホットコーヒー1つ、ミルクもスプーンもなし。」

 

これは序の口。スプーン洗わなくて良いように言ってくれてるんだね。ありがとう(*´ー`*)ミルクも勿体無いもんね(*´ー`*)

 

「ホットコーヒー2つ、1つはミルクなし。ソーサーは1枚でサラダの取り皿は1枚、フォークは2本、ドレッシングはコレ、全部奥さんの方に置く。」

 

… え?

 

「ホットコーヒーとカフェオレ、カフェオレは牛乳多めで。パン1つはよく焼いて、1つは焼かないで耳切ってマーガリンも塗らないで。

あと爪楊枝を2本。」

 

…はい。

 

 

「アイスコーヒーLサイズ、ミルクは少なめで!たくさんはいらないからね!パンは薄くスライスして、マーガリン多めに塗って!あとサラダはフォークじゃなくてお箸で!」

 

…ぴえん( i _ i )

 

 

というオーダーが、1日に何件も入る。

しかもそのほとんどの方が細かい情報を言わないのだ。

 

「ホットコーヒー。」

(ぬるめのホットコーヒーにパンはよく焼いてマーガリンを多く塗ってくれ、あと薬飲むから氷の入ってないお冷やをいいタイミングで持ってきてくれ)

 

…かしこまりー!!!(超絶いい笑顔)

 

 

略しすぎである。

お客様自身もオーダーカスタムしすぎて言うのめんどくさくなってるでしょ…。

 

とんでもない国である。

 

喫茶店シリーズ〜序章、1日の流れ

突然だが、名古屋は喫茶店文化の街である。

 

10分時間が空けばとりあえず喫茶店。待ち合わせは店の前ではなく中で。休日の朝は家族で近所の喫茶店でモーニングしてから行動開始。朝7時に開店?普通でしょ。店内でご近所さんに鉢合わせ。取引先の人にも鉢合わせ。常連さん同士が顔見知りに。そこから広がる友達の輪。

 

とゆうように、地方民の私からしたら驚きの文化が根付いている。

 

そんな修羅の国に乗り込み、店員としてバトルを繰り広げている私の体験を喫茶店シリーズとして記していきたいと思います(^ν^)

 

 

まずは一日の流れ

朝6-8時開店(早くて6時から、7時頃開店のお店が多いイメージ)

開店時間10分前から常連様が入店して、新聞を確保、それぞれの指定席に着席。朝の開店作業とか関係ない。掃除中でもお花に水やりしていようと、それはお店の都合でしょ?いいよいいよ!新聞読んで待ってるからー!とゆうゴーイングマイウェイ具合を発揮。名古屋人は、一度身内と認定した人(店)相手には容赦ない距離の詰め方をするのだ。

 

開店〜昼前まではモーニングの時間帯。

早起きのお父さんお母さんから、これから出勤のサラリーマンさん、夜勤明けの方(一度行ってらっしゃいませって言ったら帰って寝るわ!と怒られた。すまん。)保育園に子供の預けたママさん、打ち合わせするサラリーマン、保険屋さん、様々な人が来てくれる。

平日一人で来る人が、土日に家族連れで来るとまた違った顔をしていて面白い。

 

モーニングが終わるとランチ帯。

近隣サラリーマンがこぞってタバコを吸いに来店。今は完全禁煙の店も多く、喫煙所難民が増えているみたいですね。うちの店も来年には吸えなくなると噂が…2020の法律改定ギリギリまでは粘るらしいですがどうなることやら…。

常連のオネーサマがただタバコが吸いたいんじゃない、タバコを吸ってコーヒーを飲んで一息つきたいんじゃ!と熱弁しておられました。

 

ランチは時間との戦いなので、いかに席効率良く案内するかがキーとなってきます。お腹空くと人はイライラするしね。

 

ランチが終わるとティータイム。

と、共に平日だとサラリーマン待ち合わせラッシュの開始。この待ち合わせラッシュは19時頃まで続く…サラリーマン働きすぎでしょ。

 

待ち合わせの方いますか?と入ってくるサラリーマンさん、ごめんなさい…同じような待ち合わせサラリーマン4.5組いるんです…

おねーさん軍団とか、賑やかなおじーちゃんとか、なんかオーラ的に似てる人なら分かるけどサラリーマンさんの待ち合わせソムリエは難しい!

 

サラリーマンさんと、習い事お迎えママラッシュが落ち着くと、ようやくディナー時間帯。

うちの店はそこまでディナーは出ないので片付け、掃除タイムとなります。なのでたまにラッシュになると死にそうになります。夏の間の金、土は怖い…。

 

夜は一人来店で勉強する方、パソコンする方、本読む方、カップルでまったりする方が多いです。1組の滞在時間が長いのもこの時間帯。大抵2.3時間滞在してかれる方多いです。

 

たまにイベント帰りのパワフルおば様軍団の来襲もあります。いや〜、趣味を持っているおば様超パワフル。

 

閉店時間は個人店だと早くて15.6時頃閉店、普通が19.20時頃閉店が多く、チェーン店だと22.3時頃閉店がメジャーなイメージです。※私の勝手なイメージ。

ウキウキ喫茶店に行こうとして閉店時間20分前…なんてことがザラにあるから事前に調べてから行くのがおススメ!(超個人店だとネットに情報載ってないこともあり)

 

 

うちのお店の一日の流れはこんな感じです。

今のお店に来る前にもう1店舗他の所で勤めたことありますがお客様の流れが全然違かったです。(前の店はモーニングよりランチが出る、お客様の層も違う)

なので土地、環境で客層や流れが違い、お店のカラーがそれぞれあるのが面白いなーと思います。

まあ、最初はそのカラーにオロオロするだけでしたが。人は慣れるものですね。笑

 

 

では、今回はこのあたりで。

今後も喫茶店シリーズ更新する予定なのでよろしければお付き合いお願いします(^ν^)

 

椎名林檎にわかファンの私は

2回目の投稿です。

 

1回目の投稿をノリノリで書ききったので、2回目の題材を決めること、書くことはとても難しかったです。書いては消して、放置して、書いて…とんでもなくとっ散らかった文章になり、最初イメージしてた方向から遠ざかり…普段文章書いてる人って本当にすごいなと思いました。頭の中全部見せるみたいで恥ずかしいですね。書くトレーニングだと思って頑張ります。

偶々読んでくれた優しい方、椎名林檎ガチファンの方は草生やしながら読んでください。

 

 

私は椎名林檎さんが好きです。しかしニワカです。今から私がいかに椎名林檎さんの事を無知だったか、無知だったけどそれでも好きな理由を発表します。

 

・歌詞むずかしい

あのねー、歌詞にシドヴィシャスだのベンジーだのグレッチだの専門用語(?)が多すぎる!

丸の内サディスティックで出てくるリッケン620は、ギターの名前だとつい最近知った。それまで御茶ノ水にある立件(物件的な意味)620号室に住みたい、けど19万も持ってない!と嘆く歌詞だと思ってた。

 

・漢字読めない

漢字が難しい!嗚呼と書いてああ、と読むことを椎名林檎で知りました。謂うとか、其れとか、もういちいち難しいな!だがそれが良い!好き!もう!!

 

・東京の地理よくわかんない

椎名林檎の歌詞に、しょっちゅう東京の地名出てくるじゃないですか。なんとなーく、都会の大人の感じでカッコいいと憧れてるんだけど、地方民の私には空想の都会像しか浮かばないですよね。

銀座線の終電何時かわからない。頰を指す朝の山手通りもピンとこない。新宿は分かる。カメラ屋さんの階段を降りた茶店、、、?

なので東京に行った時は感動しました。これが噂の新宿!思ったよりも雑多感ある!歌舞伎町!意外とキレイ??丸の内!え、ただのオフィス街!もっと退廃的な雰囲気じゃないの!?

 

 

東京事変椎名林檎の聞き分けが曖昧。

カラオケで椎名林檎で歌手検索をして、あれ、透明人間出てこないぞ…?と思ったことある人は正直に手を上げてください。

私は、私生活とゆう歌が1番に好きで、今回のベストアルバムに入ると期待してました。いやいや、私生活は事変じゃん入るわけないじゃん。純粋に驚いた。スーパースターも入ってなかった。そりゃそうだ。

 

・曲と題名があやふや

積み木遊びも、カプチーノも好きな曲で、ベスト入るの!?意外!嬉しい!って思ってたら案の定勘違いだった悲しい。

すべりだい→積み木遊び(積み木→積み上げる→すべる→滑り台??)

カーネーションカプチーノ(頭文字が同じだけ。あほ。)

 

・番外編)ただの勘違い

「茜さす、帰路照らされど」はなんとなく朝の歌だと思ってた。朝帰りで交差点で別れて、朝焼けのパワーと切ない感じか混じり合っててヘッドホンでビョークの歌聞いて気持ち整えてるけどツライよ〜〜って歌かと。

でも今歌詞みるとめっちゃ夕方の歌〜〜!ウソだろ〜〜。え〜〜。

 

たくさんボロが出てくるニワカだけれども、実はつい最近まで理解してないことに気づいてなかったし、それを意識したこともなかったんです。

 

理解してないな〜って思ったきっかけは、Mステで誰かが正しい街について「コード進行が良い、歌詞が韻を踏んでいる」とコメントしていて、その時始めて韻を踏んでいることに気づいた。

あんなに何回も聞いてカラオケで歌ってきた曲のことをなにも知らないことに、びっくりした。

正しい街以外にも思い返してみると知らない、分からないことが多くて愕然とした。

私は今まで何も知らないのに「椎名林檎好き」と自称していたのか!?

 

こんなにも何も知らないから、ファンの方には馬鹿にされるかも知れないけどそれでも私は椎名林檎さんの音楽が好きです。東京事変も好き。

独特の世界観はシビれるし、歌詞も曲もステキ。

ありあまる富は、発表当時はイマイチ(失礼)だったんだけど2年後くらいに聞いたらドンピシャで沁みて泣きました。

その時々で、「いまのわたし」に沁みる何かがあると思う。

全国の「いまのわたし」に寄り添う楽曲を作り続けている椎名さん、本当にすごいです。

 

ニワカだからこそ、何年越しの発見があって楽しいし、その度に曲が好きになれる。人生を豊かにしてくれるアーティスト。

それが私にとっての椎名林檎です。

これからも私のペースで椎名林檎さんを愛していこうと思います。

 

・蛇足)今後椎名林檎東京事変聞き分けゲームがマイブームになりそうな気がします。

 

 

タピレコの中の人について

皆さんこんにちは。タピレコ編集長のガチ妹、Mです。今回は編集長タピオカさんについて身内目線で語ってみようと思います。黒歴史バレあります!お楽しみに!

 

①好奇心モンスターである。

タピオカミルクレコードを開設している時点で好奇心が高めの人間である事は周知の事実だと思うが、幼少期からその特性は現れていた。

飲食店ではメインだけでなく必ずサイドメニューを注文したがる。絶対食べきれないのに周りからの反対を押し切って注文する。案の定食べきれない。それを私が飢えたハイエナのように食べ尽くすまでが当たり前の流れとなっていた。

家にある本は片っ端から読み、休みの日は外に遊びに行きたがり、高校では髪を染め、hideのポスターを壁に貼りバンギャメイクをし爪を黒くし、マイナーバンドのライブに繰り出していた。居酒屋ではカクテルを飲みたがった。

保守派の母とはソリが合わず反抗期には喧嘩を繰り返していた。

幼い私はワガママな姉だと思っていたが、今振り返るとただ好奇心が強い上での行動、言動だったように思う

 

②行動力モンスターである。

小学校のクラスで、必ず1人はお笑いキャラがいて何かやらかしていたと思うが、姉もその1人だった。そしてこのモンスターはただのお笑いキャラでは終わらず、「ギャグ帳」なるものを作り所持していた。なかなかインパクトのある人間だったので知名度も高く、2つ違いの私はよく上級生や教師から、妹と呼ばれ話しかけられており、誇らしいのか恥ずかしいのか不思議な気持ちだった。

ハマったらすぐ行動、とゆう信念があるのかバンギャ時代はヘドバンを練習し、料理漫画を読めば手の込んだおせちを作る。AKBのオタ活を行い一眼レフで写真を撮りドイツ語を習う。実家のリビングで家族が寝静まってからラジオ配信もしていたように思う。なかなか忙しい人間である。

 

③マウントモンスターである。

限定モノに弱く、みんなが知らない物を知っているアタシ☆に酔いやすい人間である。一時期論破ごっこにハマり、私を理詰めで追い込み「はい論破〜〜w」と言ったドヤ顔は中々のものだった。

2010年の手紙にもそれが現れている。お互い学生の姉と私、当時姉には秘密(他愛もない事)があった。

「この状況を友人にひけらかすものなんかダサいので、この事実を知っているのは妹と〇〇だけというのもなんか笑えます。それが、VELOCEにいる女たちと私の違いです」(原文そのまま)

VELOCE(カフェチェーン)でコイバナを大声でする女性はモテないんだよwwファーwwとゆう心の声がダダ漏れである。当時22歳位の姉である。

お気づきかと思うが、タピレコでは姉は相当良い子ぶっている。それをみて、私は最初の方はむず痒い気持ちになっていた。初めて余所行きの母を見たような気持ちだ。

しかし、リアル姉もタピオカさんも本質は変わらないとこに気づいた。表現手法が多いだけだった。

このマウント癖を上手く仕事や趣味に昇華しているのは見事な手腕である。

 

こんな風に、様々なモンスターを飼っている姉だか、高校3年の1番大事な時に大病を患った。クリーンルームに入れられ、面会は家族のみに限られ、髪は全部抜けた。

夜中に病室からかかってきた電話で、「家に帰りたい、もう嫌だ苦しい」と吐き出した姉の弱々しい声は10年以上経つ今でも忘れられない。

ただ、大晦日に「2chドラえもん実況やってるんだ〜〜w」とキャッキャしていたことも、坊主頭を真顔でコロコロシートでメンテナンス(?)していたシュールな光景も忘れられない。

もちろん、そこから今に至るまで身内だからこそ弱音を吐かなかった事もあると思うが、退院後更にレベルアップしてやりたい事やるぞモンスターになった姉をみて私は敵わないな、と思った。

 

さて、このままだとタピオカを褒める誰得なこそばゆい流れになってしまうので、このあたりで締めようと思う。

 

◎まとめ◎

妹からみたタピオカさんは、若干弱めな身体の中に多頭飼いしている強烈なモンスターを手懐け、そこからマグマを排出し続ける知的生命体である(身内の贔屓目あり)