喫茶店シリーズ〜コーヒーチケット
コーヒーチケットとゆう単語を聞いたことありますか??
いわゆる回数券であり、大抵1冊購入でコーヒー1杯分くらいお得に。ただしそのお店でしか使えないよ、とゆうシロモノである。
(大手チェーンさんでは、FC加盟店を多数展開しており、その加盟店間(30店舗程)でならどこでも使えるとゆう夢のようなチケットも存在するらしい。囲い込み作戦大成功やんけ…)
常連様の中でも、コーヒーチケットを使う派と使わない派に分かれている。
チケット使う派の方々は年配の方や、夫婦で見える方が多い。あとはしっかりしたママさん方。年配の方が多いお店は年金支給日付近にチケットが大量に売れる傾向にある。とても分かりやすい。日本政府さん…年金さん…ありがとう…。
使わない派は、宵越しの金は持たねえ!的なお父さんが多い。
一度勧めるも、チケット持ち歩くのが面倒くさい、チケット持っているのがなんかいやだ、明日死んだらどうするんだ、と極論を持ち出し徹底的に拒否されてしまった。おそらくコーヒーチケットなんざ女子供が持つもんだ!てやんでいちくしょう!時な感覚なんだろう。粋である。
売上的にはチケット使わないほうが有り難いので、粋なお父さん方には末永く良いお付き合いをさせて頂きたいと思っている。
そんなこんなで、結構どこにでもあるコーヒーチケットですが、ここでもクセがでちゃうのが名古屋人。
・おば様の最終奥義、コーヒーチケット。
お会計の際、おば様が2人以上揃うと必ずレジ前で繰り広げられる光景がある。
おば1「私が払うわよー!」
おば2「いいえここは私に払わせて!!」
店員 ニコニコ(どっちでもいいから早くしてくれ…)
ここに、チケットがあるとどうなるだろう。
おば1「私!コーヒーチケット持ってるから!それで払っちゃうわ!!!」
チケットちぎりッッレジにバシーン!!
おば2「エッそうゆうわけにいかな…」
店員 すかさず回収ッ!「ドモッアリガトウゴザイマシター!!」(スピード解決よっしゃ〜!)
レジ終了後入り口前でモチャモチャしていようが、支払ったもの勝ちである。覆水盆に返らず。
レジでモチャモチャしたくないマダム達、颯爽とスマートにご馳走したい皆様、コーヒーチケットはおススメです(対象商品に限りあることがネック)
・それいつの!?印字カッスカスのチケット。
長く営業をしているお店だと、チケットのデザインが時おり変更になることがある。私のお店でも3.4回デザイン変更しており、赤青緑黄色と色々なチケットが流通している。チケットを工場で印刷し、それぞれの店舗で店名のハンコを押して使用するシステムである。
この前レジで見たことのない色のチケットを出したお客様がいた。店名のハンコが色あせてギリッギリで判別出来るくらい。
あとで聞いたら5年以上前のデザインだったらしく…よく、そこまで捨てずに保管してくれていた。年月を経て、チケットが戻ってきて、なんとも嬉しいものである。またまだ持っててね、お店潰さないように頑張りますので…
・購入方法について物申したい。
名古屋にきて、カルチャーショックを受けたことがある。
ピーンポーン
私「はい、お伺いします!」席までいく
客「チケット1冊ちょうだい、領収書もね」
え???
喫茶店のお金のやりとりって、レジでするもんじゃないの??
帰りにレジ通るでしょ??え???
それ以外にも、オーダー提供のタイミングでチケット購入される方、一緒にお会計もしちゃう方、多すぎる!!!
オーダー持っていった時に、チケットでお支払いする気持ちは分かる。それは譲ります。
けど、ピーンポーン!チケットくださいってなに!!!めんど!!(憤怒)
そしてそうゆう時に限って忙しい!
狙ってるんじゃないかって程タイミングが悪い!
いや、分かりますよ。小さい子供がいてレジでグズグズしたくないとか、車椅子の方と来ているから席会計したいとか。それなら分かるし超協力する。
でもそうじゃない!ピンポンする人大抵ピンピンしてるオジさん!!声の大きい個人事業主のせっかちなオジさん!!(偏見)
オジさんよう…いいんだ、そんなオジさんに支えられてこのお店が存続しているのも分かっているんだ…だけど、一度でいいから周りを見てから私を呼んでくれ…そしたら心からの笑顔で接客することが出来るから…
以上、ご静聴ありがとうございました。